【まったり読書】赤い長靴*by:江國香織

赤い長靴

江國香織の連作短編小説。
結婚して10年、日和子と逍三の淡々とした日常を描く。
逍三の実家でのできごと、日和子のパート先での会話。
本当に何気ない日々のかけらの集まりみたいだ。
夫にあまり「話が通じない」という
日和子の気持ち、ちょっとわかる気がする。
泣きたいのに、笑うことしかできない気持ちも。

言葉が通じないわけではなくて、あまりちゃんと聞いてないらしい夫。
でも、それでもいいのだ。妻は話したいだけなんだから。

お互いに我慢できないことはたまにあるけど、
でもこの人たちはずっと一緒に生きていくんだろう。

逍三が主人公の話が少ないのは、
彼が無口だからなのかな、と
ちょっと考えてみたり…。

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