【まったり読書】思いわずらうことなく愉しく生きよ*by:江國香織
自分のしたことに後悔なんかしないわ。
結婚して7年の麻子、結婚はしないけれど同棲中の治子、恋愛なんて信じていない育子。
のびやかで凛とした三姉妹の物語。
夫の家庭内暴力などが扱われているということで、
個人的にはあまり読みたくなかったのだが、
やっぱり気になって買ってしまった。
少し「流しの下の骨」に似ているかな、と思った。
きょうだいそれぞれの人生が描かれているところが。
今回は女ばかりのきょうだいということと、
年齢が少し高めなところが違っているのだが…。
それぞれの生き方・恋愛観のちがい。
でも根本的なところは、3人とも同じなのだ。
家訓でもある「思いわずらうことなく愉しく生きよ」
きょうだいはそれぞれの方法で、この家訓を守っている。
この作品は、江國作品の中で最も長い小説だそうで
ラストのほうでは、それぞれの人生に変化が起こるのだが
どの人生も、悪いようには進んでいないと思う。
本の厚さを、それほど感じさせない。
あっという間に読み終わった。
はらはらしながら読んできて、最後に少しホッとする感じだ。
10月 13th 2004 at 20:34:00
私も読みました。読むのがつらかったです。私は心理学を勉強してるんですけど、麻子は典型的なタイプなんですよね。「きらきらひかる」でもそうでしたけど、江國さんはいつも正しく書いてくれるので安心できます。
10月 14th 2004 at 12:26:00
コメントありがとうございます。江國さんのことばづかいは、私も好きです。心理学ですかぁ。私の友達も、そういう仕事がしたくて学校に通ってたみたいです。今はどうしてるのだろう。